ステージの真ん中に向かって注がれる光に導かれるように、福山雅治は登場した。
その光に浮かび上がる福山に気がついた観客から大歓声が沸き起こる。
大ヒットナンバーの「虹」からのオープニングそして
徐々に空気を温めながら「IN MY HEART」へ。
93年発表のアルバムの曲でありながら、ファンのあいだでは根強い人気を誇る曲。
私を含めてこの曲を歌うことを待ち焦がれていた人は多いんじゃないかな。
そしてご挨拶代わりの3曲目は「Message」
ましゃはみんなの手拍子に乗って「絶対君が好きだよ〜」と歌いながら手を振る。
初日はちょっと緊張しながら、そして久々に訪れた会場ではとびきりの笑顔で。


帰ってきたぞ!会いたかったぞ!


ちょっとばかりかしこまって最後まで楽しんでいってくださいと会場に語りかける。
そして穏やかに「美しき花」の演奏が始まる。
CMのイメージが強くて私の中ではこの曲がかかるたび頭に桜が咲き誇っていたけど、
ステージ上では黄色の花々が映し出されていた。
いつしかこの曲のイメージも黄色く塗り替えられるほどに鮮やかな花。
まばゆい黄色から一転、ステージは青い闇に包まれる。
次なる世界は「IN THE CITY」
大人のかっこよさを放つ重厚なサウンドに歌声。
昔の曲にこの味付けでは成長の証を感じずにはいられない。 そして大人の世界は緑の光の中へ。「Cool」
今のましゃが歌ってギターを弾くことが様になっている。
この曲が15年も前の曲であることに違和感を感じるほどに。

ここで軽いあいさつが入り、2年のあいだにつくられた新曲のお披露目となる。
ミディアムテンポのゆったりとした曲が多いので、
腰を落ち着けてじっくりと聴き入りました。

「東京」
「milk tea」


頭の中は東京の街をデートしているようなイメージで。。

曲があけ、MCゾーン。
ビジョンに写真を映し出し、”オフの”ましゃの姿を披露する。
さいたまでは楽屋裏の様子、横浜ではデビュー当時の雑誌やテレビに出演したときの様子、
仙台では地元の待ち合わせスポットやなじみの土地に訪れたましゃの姿。
ここで観客との距離がぐっと近くなる。
これは大感謝祭か?と思うくらい空気が緩くなったところで
ましゃに促されながら、「Beautiful day」をみんなで歌う。
そしてまたライブの本流に戻っていく。
ぱぁっと視界が開けるBeautiful day、そして行き着いた先は海。
「あの夏も海も空も」
個人的にここの曲の流れが大好きでした♪

「Sandy」

38歳独身となった福山さんではありますが、父親の愛を歌った曲。
この曲がもつとびきり優しい空気に何度か涙腺を刺激されました・・・。

「Freedom」

前回のライブのときに披露されたアレンジとは違い、オーケストラアレンジとなって生まれ変わった。
曲の持つ痛みは抑えられ、アレンジの壮大さにつつまれた感じ。
やはりこのゾーンの締めにはこの曲。空気が引き締まる。


さて、そろそろ盛り上がらないといかんでしょ。
ということで後半戦!

Peach!!
HEAVEN
追憶の雨の中
LOVE TRAIN
The Edge of Chaos 愛の一撃
RED×BLUE


アップテンポそして激しい曲の応酬!
TuTuTuとやったりメラメラしたりこぶし突き上げたり、
新しい曲は盛り上がりに身を任せた。
でも「RED×BLUE」の手拍子には一段と力が入るんだよね。

「東京にもあったんだ」
ライブでは未発表の新曲だった。
写真は朝の東京かなぁ…そこに映し出される写真の数々。
思わず日常生活をふりかえってしみじみと・・・いい歌は心にしみてくる。

〜アンコール〜

一発目は「MELODY」をみんなで歌う。
アコギ一本でこの曲をましゃと一緒に歌うスタイルも定番になったなぁ〜。
ちょっとだけ「もっとそばにきて」をやってほしいという衝動にもかられつつでっけー声で歌う。

「無敵のキミ」

新曲第2弾。
ニュースタイルなましゃの新曲。少しラップ調の歌詞が軽くて新鮮。
新曲なのでついつい曲にのるより聴くことに集中してたかな。

「HELLO」
ここでもう一発盛り上がるHELLOなんだよね〜びっくりな曲順。
でもやっぱりこれをやってくれないと!という感じでメジャーな曲は盛り上がる。
またライブが再び始まるんじゃないかという錯覚すら覚えるほど。

これにてライブは終了!

となるところをましゃを引き止めるのが観客の仕事。
季節は冬から春へと移り変わっている。
引き語りバージョンでは初めての「桜坂」
耳の機能だけを研ぎ澄ましてただ直立不動でした。

そしてプラスもう1曲は会場によって違ったようで、
私の参加したデビュー記念日の横浜は「遠くへ」
仙台の1日目は「Dear」でした。
「Dear」は本当に嬉しかったなぁ・・・。


2年ぶりのライブは15年の区切りのライブだった前回より終始なごやだった。
しかしながらそのときの最大限のパフォーマンスで楽しませてくれるましゃのサービス精神と歌は相変わらず極上。
仙台のライブで感じた演者であるましゃに対する観客の敬意とあたたかさが特に印象的だった。
まさに熱烈歓迎。ライブに参加するものとして、この精神はずっと忘れないでいようと思う。