3月12日、横浜アリーナ初日。
大感謝祭では何度となくやってきているのに”普通のライブ”な初日は緊張気味だった。
待ち焦がれたライブ。かっこいいライブ。

★★★

暗闇から井上さんのピアノが響き、福山が静かに歌いだす。

♪FREEDOM〜

新曲に出会えた実感は全くなかった。
あっけにとられているうちにエレキの音が歪む。
全身白のスーツに身を包んだましゃがエレキをかきならしている。この導入に目は釘付け。
バイクが走り出すときのように、徐々にエンジンがかかってくる。

風をさがしてる

アクセル全開!ステージがパーッと明るくなった15周年記念ライブの幕開け。
ましゃの手の動きにあわせて腕を振り回す。

両手を広げてごあいさつ代わりのMELODY
抱きしめたいのさ〜♪久しぶりに逢えたね、ツアーで。
まずは会場の空気をひとつに束ねるんだ。

のっけから気合入りまくり。
特に代々木最終日の気合の入りっぷりといったらなかった。
ましゃも力んでるってくらい、「本気です。」

START
ギターの音にあわせてみんなで飛び上がる。
みんなで音にあわせて手拍子しながらリズムに乗るのが楽しい。
代々木初日のましゃの動きが印象的で、
「♪ブルージーンズ、足を通したら〜」でジーンズに足を通すような仕草をしてました。
ましゃの楽しそうな笑顔が嬉しい。
間奏のアレンジが好きだな。

会場があったまって、さらにこの波に乗るべく
代々木ではここでGang★が挿入される!
白いましゃ真っ赤なライティング。
画面は足元から舐めて回転しているまさにGangなステージ。

Heart
毎回ライブのアレンジを変えてくる定番になりつつある曲。
深海をただようような神秘的なアレンジ。
やっぱり節目のライブには欠かせない、復活の曲。じっくり聴くことができた。

IT'S ONLY LOVE
桜坂

この流れは前回のアリーナツアーでも同じだったかな。
「IT'S〜」でメインの桜坂へ向かう心地よい空気ができあがる。
聴きなれていても聴き惚れる2曲。

メンバー紹介と出席確認。
ましゃって「信越・北陸地方」と「中国・四国地方」好きだよね。
「こっちも呼んで〜!」と叫ぶと「大阪のお客さんみたいだな」って言う。
みんなましゃに応えてもらいたくって必死なんですから!

14年ぶりにやるアルバム「伝言」からの1曲、まぼろし
若々しい緑のライティング。でもハーモニーとグルーブはアダルト。
14年分の進化を感じる。ステキに変身したよな。

続いて、Squall
ブルーのライトの中から響く歌声がイメージにぴったり。
山本拓夫さんのフルートがいい。

MC。
横浜ではライブトークベストセレクションってことで
ノーパンでチャックが開いていた渋谷公会堂のライブの話をしていた。
全国ツアーでは写真集の売れ行き、ではなく並べられ方をとっても気にしていて
その様子を楽しそうに報告してくれた。
グラビアアイドルと一緒に並ぶもよし、韓流スターと並ぶのも悪くはない。
中年男性グラビアアイドル写真集「伝言」、絶賛発売中!!

泣いたりしないで
15年前では書けなかった曲だという。
そっと背中を押してくれるようなやさしさをまとった曲。
じんわりとしたのはCDを初めて聴いたときと同じ。
ライブで聴いて「届けてもらった」感じ。

Dear
久しぶりだったな〜
ライトが銀河系で金原さんの細く伸びるヴァイオリンの音色。宇宙のような世界観。
スタンドマイクを後ろにやってアリーナのような大きな会場の一番後ろに届くように丁寧に歌い上げる。
しっかりとその思いを受け止めようと思った。

15周年のお礼と感慨深げに15周年を振り返る。
横浜アリーナと代々木第一体育館はそれぞれに感慨が深かったようで、
こんな大きいところでライブができるのかなと思っていた横浜アリーナ。
渋谷界隈のエッグマン、渋谷公会堂、NHKホールと昇りつめることができた代々木第一体育館。
ましゃの「ほんとにどうもありがとう。感謝してます。」には実感がこもっている。

「言ってませんでしたが今日はノーパンです。」(横浜2日目)
ここからは宇宙一熱い夜になるべくひとつになろうや〜!

HELLO

ゴキゲンなナンバーは続く。

それがすべてさ
手拍子、手拍子、ダンス!ダンス!ダンス!

イントロのエレキの音がたまらーーんっ。
そしてそしてついにこのゾーン本格的にハジける、銀テープと共に。
Peach!!

Oh〜Yeahとともに一旦曲がスローなピアノアンサンブルに転換する。
徐々に井上鑑大先生とましゃ&コーラス部の歌声のセッション。
その日の気分でそのアンサンブルに乗っかっていく。
♪Come on come on come on come on baby now Twist and Shout〜♪

(ましゃ、ジャケットを脱ぐ。)

バックでは山木さんのドラムの音がドコドコドコドコ響いてきてます。

「僕のはじまりの曲です。」追憶の雨の中
ついに舞台の袖まで駆けて来てくれるましゃ。
ガツンガツンコブシを突き上げる。気合、気合!
聖水!コップ!投げる、投げる!
この曲で確実に力こぶ成長してます。

HEAVEN
妖しく動く腰つきと客席もみんな炎のようにメラメラメラメラ。
ほんのちょっとコップで水まいたってこの熱気は冷めやしないっ。
パックリ開いた胸元に光る汗がせくすぃ〜。

ドク・ドク・ドク・ドク・・・・
ドラム、手拍子、ギター、青と赤のライティング。
エレキを構えて奏でるはRED X BLUE
すべてが重なりあって混ざり合って・・最高潮の盛り上がり!
ついに真打ち登場、曲の存在感は圧倒的だった。
横浜で聴いて「ライブ」を実感し、代々木までに風格をただよわせるまでに大きくなって帰ってきた。
分厚いサウンド、リズムのかっこよさにシビれてしまう。


決意の曲。熱い曲なのにさわやかにクールダウンされていく。
ましゃはさわやかに汗をかいていた。

FREEDOM
ライブツアーのタイトルにもなっている新曲。冒頭のあの曲。
15周年を迎えてまた新たに前に進もうと力強く一歩を踏み出した。
横浜で初めて聴いた衝撃は計り知れず大きかった。
今までにない心情をむき出しにした表現が散らばっている。
浮かれた気持ちで受け止めるには重すぎたのかもしれない。
2ヵ月経ち代々木でこの曲とまた向き合うことになった。
ギターの音がずしりとくる。
同時にじわじわと湧き上がるような曲の良さを感じる。
ライブ終わってもなおも心に鳴り響く、FREEDOM。

アンコールゾーン

友よ(横浜)

約束の丘
I wanna be free. To be free.
自由ってなんだろう。
解き放たれたいって何から?
でもあきらめちゃいけない。希望を捨ててはいけない。
明るいサウンドが前向きな気持ちにさせてくれる。

アンコールでもなお「決意」は続く。

Carnival
ギターアンサンブル、黄色のライト、音符が飛び交う画面がかわいい。
ギターのジョージさんとタイミングをあわせる動作。
♪あるがままに〜歩いていこ〜う〜 ましゃも足踏み、行進。
最後は笑顔で締めくくる。心地よい一体感がここに。

わたしは風になる
シドニー、アテネと4年ぶりにオリンピックを見て、
最高の舞台で夢破れても諦めずに立ち向かう勇気をたくさんもらってきた。
そこで突き動かされた気持ちを歌にしたためてくれたんだね。
新曲のリリースの情報もない時期にアテネへ飛んでいったましゃに抱いていた疑問は
この曲を聴いて晴れた。
歌に還元して私たちに届けてくれることを忘れてはいなかったんだね。

Good Night(横浜2日目、代々木1日目)
ちょっとでも長くましゃと一緒にいたいから、
最後を締めくくろうとするましゃに大きな手拍子でせがんでせがんで歌ってもらった。
この楽曲はましゃが曲作りのコツをつかんだ曲として、ターニングポイント的に捉えられる曲。
そんな背景はともかく、この曲が最後のアンコールにくるのってなかなかよいのよね。
しっとりと、じっくりと。

みつめていたい
初めて生で聴いた。
代々木ではこの曲を歌いながらましゃは渋谷公会堂で演奏したときのことを思い出していたんだって。
画面にアップに映し出されるましゃはうっすら目が赤いし妙に感慨深くなっていた。
それをぽつぽつ語り出す感じが…やばい、また惚れてしまう。

「また逢いましょう」って気持ちを込めながらましゃはアンコールに応えてくれたのに
みんな、せがむ、せがむ。根負けアンコールその2。
「最後ですよ!」

Good Luck
別れ際に「幸あれ」と願いがこめられている曲。
この曲をホントのホントの最後に届けてくれて、本当に嬉しかった。
頑張ろうとする背中をそっと押してくれるようで。

★★★

代々木最終日の席がスタンド前方・ステージ袖のほうだったので
時折横を向くとましゃを見つめる客席の様子がよく見えた。
2階スタンドの一番上で大きく手を振る姿、アリーナ後方から勢いよく突きあがる腕。
ましゃがステージから見えている景色もたぶん同じようだと思う。
アンコールではみんな静かにステージ上のましゃ1点を見つめていた。
1対1万2000の静寂。心がひとつになった瞬間を体感できるのが
本当の「ライブ」なんだと思った。
デビューして15年、福山雅治は確実に進化し続けている。
これからも見届けないわけにはいかないね。

〜おわり〜